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進路の部屋

受験体験記②~神大への道

2024/04/17

大学入試

この春は、神戸大学に合格した先輩が18名(現役13名、過年度生5名)と、大きく伸びました。(昨年8名、一昨年12名)

在校生の中でも希望者が多い神戸大学ですが、旧帝大と並ぶ難関大であり、共通テストと個別試験の両方に対応できる確かな学力が求められます。

神大に合格した先輩は、ここ雲雀丘でどのような学校生活を過ごしていたのでしょうか。

本日「でんしんろ」に、神戸大学に合格した先輩6名分の受験体験記をアップしました。ぜひ「でんしんろ」→「受験体験記」を見てみてくださいね。

今日はその中から、中3の終わりに覚醒した先輩の体験記を紹介します。定期考査の順位の経過も書かれています。先輩は何によって大変身を遂げたのでしょうか。

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進学先; 神戸大学 経営学部 経営学科(前期)

     一貫探究コース

 私は神戸大学経営学部に合格しました。学力を上げて志望校に合格するために必要なことは、勉強に慣れて、主体的に勉強する習慣を作っていくことだと思います。私は中学生だった時の3年間は勉強が全く得意ではありませんでした。定期テストではいつも下から数えて10番目ぐらいで、小テストではいつも低い点数ばかり取っていました。学校が終わった夕方や、休日の時間に勉強するということに慣れていなかったからです。そのため僕は空いた時間はゲーム等の娯楽に費やし、これを当然だと思っていました。

 しかし私は中3の終わり頃から、「このままではいけない」と感じ、定期テストの勉強をし始めました。勿論すぐに切り替えて一気に勉強できる訳はなかったので、いきなり高い順位は取れませんでしたが、定期テスト前になると自習室に行くなどして少しずつ勉強の習慣がついてきて、高1の一学期中間テストでやっと真ん中の80番くらいまであがりました。そして、ついにその年の二学期期末テストで20位台に入ることが出来ました。勉強の習慣がついたおかげです。

 ところで、定期テストで出るところの勉強をしても意味が無いと言う人が結構います。確かに定期テストでした勉強の内容が直接大学受験に関わるかどうかは分かりません。しかし、定期テストは勉強に慣れるために一番効果のある手段だと思います。定期テストの良い所は数ヶ月前からなど長期的に勉強しておく必要があまりないところだと思います。数週間本気で勉強するだけで、結果が出るために必要な、一定期間持続する勉強の習慣を身につけることが出来ます。今学力が低い人こそとりあえず定期テストの勉強をするべきです。勉強の習慣をつけるのにこれほど適したものはありません。まず初めの内に勉強の習慣をつけていき、大学受験へと切り替えていきましょう。

 勉強する量を確保した次は勉強する内容、質の勝負です。共通テストや個別試験でどのような問題が出るのかを知り、その対策を立てることが重要です。現代文や英作文は学校の先生等に添削してもらいましょう。英数国はすぐには伸びにくいので早いうちからやるのがいいです。私は高3の8月から共通テストの英、国の過去問、予想問題をひたすら解いていました。すぐには点数が伸びず不安でしたが11月頃から結果が出始め、本試では両方9割以上とる事ができ、合格できました。

  とにかく早くから勉強の習慣をつけ、早くから質の良い勉強をやり、対策を立てることです。そうすれば誰でも点数が取れるようになります! 皆さんの合格を祈っています。


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「このままではいけない」

こう思ったときにどうするかが大きな分かれ目です。

みなさんが選ぶ道が、みなさんを活かす道でありますように…。

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