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部活動

鉄道研究部 合同研修会

2023/08/08

鉄道研究

鉄道研究部は、8月8日、合同研修会・交流会(神奈川県高文連鉄道研究専門部会主催)にオンラインで参加しました。

もともと、全国高校総合文化祭鉄道研究部門が2002年に神奈川県で開催されたので、本校と福岡大大濠・石川県立金沢泉丘が参加し、それをきっかけとして、03年福井・04年徳島・06年京都・07年島根・08年群馬・09年三重・10年宮崎(本校不参加)・11年本校(開催県福島は震災)・12年富山・13年福岡・14年茨城・15年滋賀・16年広島・17年宮城・18年長野・19年京都と、全国の鉄研が集まって研修・交流会を開催してきました。コロナ禍で20~22年は中止となり、全国写真展だけ梅田で行ってきました。

来年度からの開催を目指し今年はzoomで開催することになり、全国17校(神奈川→向の丘工業・磯子工業・生田・相洋・神奈川工業全日制・神奈川工業定時制・平塚中等・浅野・市ヶ尾・横須賀工業・菅、三重→高田、京都→東山、奈良→東大寺、大阪→今宮工科、兵庫→雲雀丘学園、広島→修道)が参加、本校は会議室で部員4名と顧問1名の5名が参加しました。

今回は合同研修会として前橋栄一さんの講演「鉄道の安全向上の為の考え方について」を聞きました。前橋さんは以前、鉄道総研に勤務されていたので、研究所の研究内容を説明されました。高速化で問題となった騒音問題などを研究し、車体の形状にも影響を与えたことを話されました。低速脱線や車軸の研究などを総研で行い、現在は鉄道研究開発遺産の調査など行っておられます。安全のため列車を止める装置として、避線・安全側線などを紹介する中で、フェイルセーフ(故障しても安全な動作)を基本としているのが鉄道であり、そのための自動空気ブレーキ・信号機・EB装置(運転士に異常があると判断した時)・信号機の話など展開され、様々な事故を紹介したうえで、壊れない車両のためにどうしたらよいかを話しておられました。

技術的な話を、さまざまな画像を用いてわかりやすく話してくださり、勉強になりました。

その後、交流会として、各校の活動報告を行いました。本校は、日ごろの活動・入試説明会でのクラブ公開・合宿・全国写真展について顧問が発表しました。


7/21~8/23に、阪急大阪梅田駅構内ギャラリーコーナー(中央改札と茶屋町改札との連絡通路上)にて、第6回全国高校鉄道研究部合同写真展を開催しております。どうぞご覧ください。

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