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囲碁将棋部 囲碁 第18回全国選抜大会 男子個人戦全国第8位

2024/03/21

囲碁将棋

3月20日(水・祝)大阪商業大学(大阪府東大阪市)にて「第18回全国高等学校囲碁選抜大会」が開催され、雲雀丘学園より高1男子(七段)が男子個人戦に出場しました。開会式で挨拶された先生もおっしゃっていましたが、この大会は最も出場すること自体が難しい大会です。

出場できるのは近畿ブロック(兵庫・大阪・京都・奈良・和歌山・滋賀)でわずか2名です。その為にはまずは県大会で上位2名以内に入り、その後行われる近畿選手権(兵庫・大阪・京都・奈良・和歌山・滋賀の府県大会を勝ち抜いた選手が出場)でも上位2名以内に入る必要があります。今年度は昨年度、近畿の選手が上位に複数入賞した為、出場できるのが4名に増枠されていました。


種目は「男子個人戦」「女子個人戦」「男子9路盤戦」「女子9路盤戦」「男子団体戦」「女子団体戦」の6種目あり、今回出場したのは男子個人戦です。スイス式リーグでの実施です。

出場者は全国のブロック予選を勝ち抜いた各16名です。元院生も多く、どの選手が優勝してもおかしくない大混戦です。

1回戦:愛知工業大学名電高等学校(東海ブロック)の選手に負け

著名なプロ棋士の息子さんです。序盤から展開が悪かったそうで、結果は6目半の負けとなりました。

2回戦:大分東明高校(九州ブロック)の選手に勝ち

この選手は昨年の東京で行われた全国選手権男子個人戦で全国優勝した選手でした。その選手に見事勝利しました。

3回戦:慶應義塾高等学校(関東ブロック)の選手に負け

中盤まで大きくリードしていたそうですが、攻めすぎて大石を取られてしまい中押し負けとなってしまいました。

4回戦:愛媛県立松山東高等学校(四国ブロック)の選手に勝ち

リードが広がり、中押し勝ちとなりました。

結果、2勝2敗。全国第8位となり、夏の全国選手権全国ベスト16を上回る結果となりました。

勝った相手も負けた相手も長らくの友人で、勝敗に関わらずお互いの健闘を称え合っていました。

また、この春卒業した66期生女子部員(五段)が応援に駆けつけてくれました。

全国優勝・上位入賞を目指していたので本人も悔しい結果となりましたが、実績十分の選手が連敗して何人も下位となるなど誰が優勝してもおかしくない程の大激戦でした。

この大会を以て2023年度の全ての全国大会が終了しました。

囲碁としては、通常部活の他に春合宿(2泊3日)、「第11回雲雀丘杯囲碁大会」、入学式クラブ勧誘とまだ続きます。

2024年度も全国大会に出場できるよう頑張って行きたいと思います。

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