学校ブログ

進路の部屋

先輩はこうした23-逃げずに挑もうー雲雀で描こう自分の未来

2021/01/08

ライフデザイン

 3学期が始まりました。苦手なことからも逃げずに挑む、そして広がる未来へ一歩、そんな1年をしめくくる学期にできるとよいですね。どの学年の人にとっても、挑戦するのに遅すぎることはありません。頑張った後には、世界が違ってみえるかもしれません。先輩の体験談を紹介します。

【大阪府立大学 生命環境】【一般】 (選抜特進 女子)

 受験を終えて、私が一番大事だったと思うことは友達の力です。高校1年生の初めの頃は授業についていくのが精一杯で、定期テストでも良い結果が出せず、周りの友達に劣等感を抱くばかりでした。この状況をなんとか抜け出すために、恥じらいを捨てて分からないことは友達に質問しまくるという方法をわたしは思いつきました。仲の良い人はもちろん、席の近い人にも質問していましたが、みんな優しかったので、(迷惑だったかもしれませんが、)快く教えてくれたり、一緒に考えたりしてくれました。この方法は3年生までずっと続けていました。3年生にもなると、疑問に思うことに対して議論することも多々あり、その輪が広がって大人数で考えることもありました。それでも分からない時は、先生に質問にいきます。こうしてみんなで考えたことは、忘れにくいんじゃないかなとわたしは信じています。(受験直前は一つの問題に固執するのは時間がもったいないので早めに切り上げて先生のところにいきましょう)また、友達と問題を出し合うのは楽しく勉強できるのでおすすめです!わたしは化学や地理の問題を休み時間やLINEで出し合ったりしていました。自分だけで勉強していると単元が偏ってしまったりするので、友達が考えた問題を考えることによって抜け落ちている知識の確認にもなります。

 受験が近づくにつれて、後悔したこともありました。それは苦手科目の克服を後回しにし続けたことです。私が1年生の頃から苦手意識を持ち続けていた化学は、日々の授業での曖昧な理解がどんどん蓄積していき、受験直前まできてしまいました。みんなと同じくらいの点数が取れるようになったのはセンター超直前だったんじゃないかと思います。これは苦手科目に限らず、全科目に言えることです。12年生までの授業で理解できていなかったり、定期テストで点数が取れなかったりした単元を自主的に克服していかない限り、3年生までできないままだということに気づくのが遅すぎました。3年生になった自分に、今まで目を背けてきた弱点のつけがまわってきたと感じました。もっと早くから化学やっておけばなぁと今でも思います。

 手厚くサポートしてくださる先生方に、20時まで残れる自習室に、雲雀では勉強できる環境はバッチリだと思います。新制度で不安も大きいと思いますが、悔いの残らないように頑張ってください。

【体験記を書いて下さったあなたへ】

何事にも懸命に、友達と一緒に笑顔で取り組んでいた姿がすてきでした。今後も頑張ってください。


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