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進路の部屋

最後まで悔いなく~受験体験記⑫

2023/02/27

大学入試

国公立大学前期試験が終わりました。私立大学の入試もほぼ終了し、明日は卒業式予行で久しぶりに高3生が揃って登校します。

国公立大学を受験し終えた皆さんは、ひとまずホッと一息というところでしょうか。結果がすべて発表され、行き先が決まるまでは落ち着かないですね。

毎年、前期試験が終わっても勉強を続ける受験生がいます。合格発表まで約10日、中・後期試験に備えて、準備をするのです。

今日は、前期試験で残念ながら不合格だったものの、同じ大学の同じ学科を後期試験で再チャレンジし、見事合格を掴んだ先輩の体験記を紹介します。私立大学志望だった彼女。高3になってから神戸大学を目指し、最後の最後まで頑張りました。後期まで頑張ろうと思っている高3生はもちろん、高1,2年生にとっても参考になる体験記です。

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進学先;神戸大学 国際人間科学部 グローバル文化学科【後期】 文理探究コース

私は高3の5月頃に志望校を決めました。ずっと目指していた私立大学があったのですが、高3最初の二者面談で、自分への挑戦として国公立大学を目指すことを考え始めました。いろいろな大学の説明会やオープンキャンパスに参加した結果、留学がしやすく幅広い分野の講義を受けることができる、神戸大学の国際人間科学部のグローバル文化学科を選びました。

私が志望校を決めてから一番に行ったことは苦手科目の強化です。最初は何から勉強を始めたらいいのかも分からなかったので、信頼できる先生に自分の模試の成績を持って行って相談していました()。 そして私は数学が本当に苦手だったので、手持ちの参考書で基礎を固めるところから始めました。基礎が分かるようになると、少しずつ成績も安定していきました。

私は予備校には通っておらず、高校も家から少し遠くて不便だったので、高3になってからは家の近くの自習スペースをレンタルしていました。家で一人よりも、周りにライバルがいる環境で勉強する方が、モチベーションの維持にもなるのでオススメです!学校の講習も活用しつつ、毎日欠かさず行っていました。生活リズムは本当に大切だと思います!!

受験生になってから、苦手で避けてきた教科や科目でとても苦戦しました。今苦手な分野がある人は、長期休暇にまとめてサラッと教科書を読むだけでも、受験生になったときに役に立つと思います。逆に早くから始めておいてよかったことは、模試や過去問で間違えた問題をノートなどにまとめておくこと!自分の弱点が客観視できるのでとても便利です。あと、通学時間は毎日欠かさず単語帳を見ていました。

私は前期で第一志望に落ちてしまいました。ですが、そこで諦めずに気持ちを切り替えて後期試験に取り組み、最終的には無事合格することが出来ました。今目標がある人は、模試の判定に一喜一憂せず、自分を信じて、最後まで後悔の無いように粘り強く頑張ってください。応援しています。

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講習はもちろん休まず受講していましたし、前期試験までも前期が終わった後も、過去問の添削をたくさん提出してくれました。とにかくガッツがあって、前向き。後期試験の判定は厳しかったのですが、持ち前のガッツで最後の最後まで頑張り、見事合格を勝ち取りました。きっと落ち込んだ日もあったはず。でも、すぐに切り換えて、自分を奮い立たせるように頑張っていた姿が思い出されます。

早いもので、もう1年経つのですね。神戸大学での大学生活、満喫していることでしょう。卒業式のあとに書いた小論文。あの最後の学びは、大学でもきっと役に立ったのではないかと思っています。

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