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グローバル教育

即興型英語ディベート 対外試合

2020/12/22

PDA「即興型英語ディベート」


12月19日(土)に神奈川県立茅ケ崎北陵高校様とZoomを用いて即興型英語ディベートの練習試合を行いました。同日、オンライン全国大会が開催されており、本校は補欠であったために全国大会と併行して同じ論題・時間・ルールでこの練習試合を行いました。論題は、“Wearing a mask should be mandatory.(マスクの着用を義務化すべきである。)”、“The media should not report on suicide.(メディアは自殺のニュースを報道すべきでない。)”、“Infertility treatment should be free.(不妊治療を無償化すべきである。)”、“Class-size reduction in elementary schools does more good than harm.(小学校での少人数学級は、害よりも利益をもたらす。)”でした。

1つめの論題は、非常にタイムリーな内容で、これから議論が活発に行われる可能性のあるものでした。争点となったのは、マスクは現在のコロナ下において命を守るためにつけるべきであるが、それ以外にも感染を防ぐ方法があるのではないかという点でした。そして、議論の決め手となったのが、食事中はどうするのかというものでした。

2つめの論題は、具体例で考えやすい反面、感情的な意見となってしまいやすいもので、どのように論理的に説明するかということが難しいものでした。

3つめの論題は、ちょうどこの第3ラウンドの前にレクチャーされていた不妊治療に関するもので日本の少子化問題にも関係がある社会的な内容でした。レクチャーの中で、不妊治療がどういったものか、そして高額な治療となる場合もあるということが説明されており、それらをどのように自分たちの主張に織り交ぜていくかが鍵でした。

4つめの論題は、ちょうど数日前、公立の小学校が原則35人学級となることが発表されており、これもまた時事的な話題でした。導入されるにあたって大きなメリットの一つとして挙げられている「よりきめ細やかに子供に目を向けられる」という論点は、このディベートにおいても肯定側の強力な武器となりました。

具体例提示や議論のまとめをする部分では、ジャッジに高評価をもらいましたが、相手の意見を論破することにおいては新たな課題も見えました。この貴重な対外試合での学びを活かし、年明けの残り2回での講座で、少しでも力をつけていって欲しいと思います。


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