65期生は昨年の休校期間にもオンライン授業を実施しており、そのせいか教員も生徒たちも大きな失敗はなく無事に終了したように思います。「やはり一度経験しているということは大きい」そんな風に感じました。

昨年と違うのは、ipadの活用がさらに進んだという点です。例えば、生徒たちはZOOMを開きながら同時にmetamojiを使って授業を受ける、という教科もありました。今回の取り組みは避難訓練と同じで、将来的に学校が長期の休校となったことを想定して行ったものでした。生徒の皆さんは少し疲れたかもしれませんが、新しい発見などもたくさんありました。ありがとうございました。

ある陸上競技の強豪校では、てるてる坊主をつくることを禁止しています。なぜなら、雨になったら力を発揮できないという言い訳をつくらせないためです。いつどんな時もどんな状況でも力を100％発揮できるように普段から準備させるのです。休校だから集中できない、仕方ないというのは気持ちもわかるのですが、それよりもその状況に順応できるようにしていくことが大切なのだと思います。それは教員も同じです。普段の授業通りではなく、色々と変えたり挑戦してみたりと試行錯誤し、とても良い練習になりました。オンライン授業はとても意義ある取り組みでした。