学校ブログ

校長通信

仙台へ 第86号

2019/11/25

学校経営

仙台の聖ウルスラ学院英智小中学校の公開研究会に参加しました。「みやぎ粗率学校教育特区」と文科省の教育研究開発学校の指定を受けられています。関東や関西の私立小を持つ総合学園の先生方や全国から大学や小中高の先生方が参加され、この学校への関心の高さをうかがうことができます。奇遇にも、本校の研究大会に出席された先生にもお目にかかりました。「言語技術科」を設定され、セカンドステージの5年生とサードステージType1の9年生(中学3年)の授業を参観しました。どちらも板書することよりも対話することが重視され、これまでの指導、成果の上に、教科目標である「言葉による論理的な思考」をめざす素晴らしい授業でした。小学校と中学校の接続についても参考になることが多かったです。本校と同じく「対話のスキル」が全教室に掲示されていました。

飛行機からです。写真左は、中部国際空港と知多半島です。右は、富士山です。四日市コンビナートや濃尾平野の河口付近、伊勢湾もよく見えました。これは地理教材になるぞとシャッターを切りました。暗くなったので写真はありませんが、東北大学も訪問しました。開学以来の「研究第一主義」の伝統と「世界と地域に開かれた世界リーディング・ユニバーシティ」を基本方針として掲げられています。立地や新たな研究施設をみることができました。

東日本大震災で児童74人が犠牲になった石巻市の大川小学校を訪れました。大学院の授業で裁判記録を扱っていました。この日も、学生の団体など多くの方が訪れていました。実際にその場に立つと胸が張り裂けそうな気持ちになりました。二審仙台高裁判決でも「学校側に高度な安全管理義務」を課しており、学校における危機管理の重要性を改めて胸に刻みました。

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