学校ブログ

校長通信

7月 第32号

2020/07/02

行事

今週より平常登校時間、通常授業となりました。7月1日に放送による生徒会役員、各委員長の承認を行い、私からお話しをしました。生徒会長と各委員長たちも抱負といい話をしてくれました。教室では各クラス委員も承認されました。遅れましたが委員会活動もスタートです。

以下、講話の要旨です。
7月になりました。3月の学年締めくくり、4月スタートのところが、休校、家庭学習、オンライン授業、分散登校、時差登校となり、対応してきました。今週より、通常の登校時間、授業になりました。あたりまえのことですが、学校は生徒たちがいないと学校ではありません。私は30年以上教師をやっていますが、あらためて気づき、身にしみました。この期間、生徒、保護者、先生、職員のみなさん、よく頑張ってくれました。ありがとうございました。
私から3つのことをお話しします。
1.過去と他人を変えることはできないが、未来と自分は変えられる。
みなさんにとっては、計画していたことややりたいことができなかった。できなくなった。悔しい思いをした。我慢をした。今でも不自由な生活をしている。何年もかけて努力してきた大会やコンクールがなくなった人もいる。回復できるのかわからない打撃を受けている人がいる。危険と隣り合わせの人がいる。家族とお別れも言えずに、逝ってしまった人もいる。SNSによって、自ら命をなくした若者がいる。人種差別に苦しんでいる人がいる。みなさんのすぐ近くにそのような人がいるかどうかわかりませんが、みなさんは情報を得ることができ、思いを馳せることができます。是非想像してください。過去の悔しい思いばかりにとらわれず、自分の人生を、今を、しっかり生きてほしいと思います。

2.「感染症対策」と「学びの保障」の両立
人類はこれまでも未知なるウイルスと闘ってきました。世界中の科学者がワクチン製造に頑張っています。私たちは、ここで緩めることなく「新しい生活様式」を徹底し、ウイルス感染を防がなければなりません。学校再開に向けて、「感染症対策」と「学びの保障」の両立を掲げました。「学校でならではの学び」対面の授業、行事、クラブ活動などを大事にします。もちろん、高3の大学入試対策にも全力でサポートします。中学生と高2の宿泊行事は、感染防止対策を行い、変更を加えて実施の方向で考えています。しかし、感染が起きると、このような活動がすべてできなくなります。次の自粛は、全国規模でなく、各学校ごとになります。この雲雀丘から感染のないようにみんなで徹底してください。手洗いもしっかりしてください。

3.体育大会、9月文化祭を中止し、エンカレッジフェスティバルを行います。目的は3つ。①心に残るイベントを②学年の後半に向けて「ともにがんばろう」③生徒たち、先輩後輩、先生たちが仲良くなる。
日程は、高校9月4日午前、中学9月5日午前〔登校日〕。保護者、卒業生、外部の来校はありません。校庭に舞台を設置します。中3と高3が校庭でパフォーマンスを行い、全員が観る。その他、どこで、どんなイベント行うか、検討中です。実現できるかどうかわかりませんが、アイディアを少しプランにして、教えてください。

 暑さに負けず、7月8月も頑張ろう!


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