学校ブログ

学校だより

メディカルケアトレーニング講座(熱中症予防講座)を実施しました。

2019/05/31

保健室だより

1学期中間テスト最終日 5月31日(金)13:00より、大塚製薬工場より講師の先生をお招きし、熱中症予防講座を行いました。各運動部の代表者と希望者の82名が参加してくれました。

例年は、7月の期末テスト最終日に実施していました「熱中症講座」ですが、熱中症は今の時期から緊張感を持って対策をしたいということで、今年度から、この時期の実施となりました。すでに、暑い日が続いており、生徒たちもメモを取りながら、真剣に講座を受けてくれていましたので、本日からの部活動から「熱中症にならない」「熱中症を起こさない」「もしも異変があれば早めの対応を行う」を自覚しながら活動を行ってくれることと期待しています。

もちろん顧問をはじめ、教職員全体に熱中症の危険性、対応の大切さについては周知徹底を行い、事故のない活動を心がけていきたいと思っております。

熱中症予防のポイント

①運動前には食事を必ず摂ること。食事抜きで活動に参加することのないように。

 一度の食事で摂ることのできる塩分量は約3g、スポーツドリンクで摂ることのできる塩分量は約0.5gだそうです。食事を軽んじるなかれですね。


②運動する時に準備する水分は、スポーツドリンクのように、水だけでなく塩分が含まれているものにすること。

 塩分量に合わせた水分量を体が維持しようとする為、塩分が少なくなると体内の水分量を減らそうとしてしまう。その為、脱水が早まってしまう。つまり、奪われた水分量と塩分量を同時に補うようにする必要がある。


③体の変調に早く気付くことができるように、活動中はお互いに声をかけあうこと。

 おとなしい人、我慢強い人、下級生が熱中症にかかりやすいと言われています。それは、体の不調を言い出しにくい、我慢してしまう傾向にあるからです。お互いの体のコンディションのチェックを積極的に行い、不調が見受けられたら、すぐに水分・塩分を補給し、休憩するようにしよう。

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