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ビブリオバトル「読売中高生新聞大会」

2023/12/23

図書室から

12月23日、ビブリオバトルゼミ生のHさん(高2)が「読売中高生新聞大会」に参加しました。今年で10周年を迎える全国高校ビブリオバトル大会、それを記念して開催されたオンラインでの大会です。

Hさんは高校入学時からビブリオバトルゼミに参加しています。実は11月にあった兵庫県高等学校ビブリオバトル大会の校内選考では惜しくも敗れてしまったのですが、今回こうして別の大会への出場が叶いました。

オンラインでの大会ということもあって、全国から参加者が集まりました。青森県五所川原、東京八丈島、長崎県佐世保、他にも埼玉に名古屋、もちろん関西からも出場しています。画面からは紹介本に対する熱い気持ちが、それぞれの地域の方言で語られました。

大会はまず5~6人での予選から始まります。Hさんの発表順は6人中の4番目、なかなかよい位置です。オンラインは普段ならばいるはずの聞き手の反応もなく、ただ画面に向かって一人でしゃべり続けるという難しさがあります。それも見越してHさんは練習を続けてきました。自宅からパソコンを繋ぎ、教員・司書と決勝へと上がるための方法を考えました。また、ゼミ生や学年の先生を前にしての練習も行いました。

そして迎えた本番、Hさんの発表は本人の良さがとても発揮されていました。熱くなりすぎることなく冷静に、本の魅力を十分に語っていました。それが耳に心地よかったです。そして、予選の結果は・・・・・・

惜しくも決勝進出ならず。しかし、その差は本当にわずかでした。

Hさんは「高校に入学してから、ここまでやってこれたことが満足です」と語っていました。まだゼミを引退するには少し早いですが、今後は後輩たちをバシバシと鍛えてくれることを期待しています。そして、ビブリオバトルで培ったものを今後の人生に生かしていってください。

大会当日、図書館でパブリックビューイングを行いました。土曜午後にもかかわらず、学年の先生、顧問の先生、そして中1のゼミ生が応援に来てくれました。最後の写真はゼミ生を交えての練習風景です。

今回の紹介本:「最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常」(二宮 敦人)

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