今日は台湾から協定校であるSaint Peter High Shcoolの皆さんが見学に来られました。3月の台湾研修に参加したメンバーがグループ毎に引率、図書館にもやって来ました。生徒たちは日本のアニメやファッション、リニアモーターカーなど興味はそれぞれ。案内役の雲雀生と楽しげに過ごしていました。

館内の「台湾特集」では台湾の観光地や建物、食べ物を紹介した本と一緒に、台湾人を両親にもち日本で育った作家の温又柔（おん ゆうじゅう）さんの著書を紹介しています。

台湾と日本両方「どちらでもない、宙ぶらりん」が楽しいと語る温さんのエッセイ『台湾生まれ日本語育ち』『「国語」から旅立って』

小説『真ん中の子どもたち』は、台湾人の母と日本人の父の間に生まれ幼いころから日本で育った琴子が留学先の中国で、同じく台湾×日本のダブルである嘉玲、両親が中国人で日本で生まれ育った舜哉と出会います。「母語」とはなにか「国境」とはなにか、それぞれ悩みながら友情を深めていく物語です。

各フロアを見学の後、見学に来てくれた生徒たちがメッセージを書いてくれました。