学校ブログ

高3学年通信(66期生)

旅路は真っ直ぐ

2022/09/16

一週間の終盤になると、どうしても疲れが出始めます。そんな金曜日でも、授業は7限目まであります。体力的にはつらいですが、最後まで集中できているでしょうか。

終盤の授業を覗いてみましたが、皆さん頑張ってくれていますね。毎回の授業に、これくらい集中力を持って臨んでくれていると嬉しいです。まだ少し気は早いですが、来月中旬には中間考査があります。およそ一ヶ月後ですね。間際になると何かと忙しいですし、今できる復習は今のうちにしておくようにしましょう。

さて、明日で今週も終わりです。文化祭から二週間。かなり元のリズムに戻ってきていると思います。少しずつ、授業だけでなくて家庭での予復習や自分の学習に時間を使っていきましょう。来週は月曜日と金曜日がお休みになっていますし、少し余裕のある分、取り組みに動き出してほしいですね。

人は経験を積まなければ成長しないものです。可愛いと思う子ほど手元に置いて護ってやりたくなるものでしょうが、敢えて辛い旅路につかせることが、その子の成長につながることもしばしば。親からすれば、上司からすれば、先輩からすれば、子どもや部下や後輩に厳しい思いをさせること自体何だかかわいそうで、させればさせたでなかなか上手くいかずもどかしく、どうして出来ないのかと思い悩むこともまたしばしば。

しかし旅路を行く当の本人からすれば、一生懸命にやれるだけのことをやって自分なりに考え、真っ直ぐ目標に向かって歩んでいるつもりです。他人から見れば不必要だと思われることも、本人からすれば至極大切に感じられていることだってあります。旅をしている側からすれば、ただひたむきに、目標に向かって努力することが大切なのでしょう。周囲からその道が蛇行しているように見えても、自分なりに真っ直ぐ、ゆっくりでも構わないから歩み続けることが大切なのです。旅をさせる側からすれば、グッと堪えて見守り続けることが大切なのでしょう。その道はあなたの道ではなく、旅人のための道なのですから。ただどうしても必要だと思われる時にだけ、そっと隣に立ってあげれば良いのです。きっとまたふらふらと、真っ直ぐに歩き出すでしょうから。

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