学校ブログ

高3学年通信(66期生)

液体の循環

2023/03/20

休みを挟んで、春期講習第二タームが始まりました。変わらず朝から頑張ってくれています。

こちらは小論文の講座です。書き方や重要な要素を学び、具体例をいくつか見てポイントを整理していました。明後日の講座では実際に書いてみるようです。上手く書けることを期待しています。

HR教室では、主要科目の講習も開かれています。

世界史の講習と漢文の講習ですね。どちらも実戦形式で、問題を解いて解説を受けていました。どの教科でもそうでしょうが、やはりこれから求められていくのは実戦の力。復習をすることは大切ですが、そこに必ず実戦を取り入れていってください。何度も実践して見直してのサイクルが重要です。

「溶ける」という表現は、個体が液体に変わるときに使われます。「月が溶ける」ということは、月の雫が垂れてくるということで、それは果たして何となって降り注ぐのか、想像が掻き立てられるところです。

液体が降り注ぐという現象は、私たちの周りでは雨が一般的ですね。雨そのものは当たり前の現象と考えてしまいますが、よく考えれば不思議なもので、一度液体となって降り注いだものが、巡り巡って気体となって上昇し、一度凝固して氷の粒になったりして、また溶けて雨になる。その過程の中には、私たち人間を介していることもあるでしょう。その点では、私たちは自然の循環の一部であるし、自然とつながっていると言えるかもしれません。水が豊富にある地球という恵まれた星だからこそ考えられることかもしれませんが、液体の循環がこの世界の構造を表しているのかもしれません。

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