学校ブログ

高3学年通信(66期生)

一言一行の功罪

2023/06/06

模試が終わって、また授業に戻っています。先週の木曜が模試、金曜は休み、土曜は午前中授業で昨日がまた模試だったので、一日授業は久しぶりですね。終礼時には、やはり少し疲れた様子でした。

授業の方は、相変わらずハイレベルの熱のこもった授業が展開されています。高3は直接関係はありませんが、この時期、教育実習生が来ています。授業に見学に来ているものもあるようですね。空気はピリッと、しかし平常心でいつも通り、授業に集中してください。

「気働き」とはあまり聞かない言葉かもしれませんが、簡単に言ってしまうと気が利くことを言います。気が利くという事態はあまり目立つ行為ではないはずですから、そこに気づいて指摘してくれるというのは、何気ない一言であったとしても、よく理解し見てくれている証拠ですね。

良くも悪くも、私たちはそんな何気ない一言に大きく影響されることがあります。その言葉を発した当人はそれほど意識していなくても、受け取った側では案外大きな力を感じたりするものです。最近では、SNSの広まったネット社会の影響も相まってでしょうが、何気なく発した言葉が曲解されて、炎上騒ぎになったりいじめに発展したりと問題視されていますよね。発言に限らず、無意識レベルの行動も同じでしょう。「発言や行動には気を付けましょう」と言われるばかりで、何だか寂しいものです。確かに発言にも行動にも気を付けなければならないことは間違いありませんが、同じように何気なく発言するのなら、なるべく誰かの良いところに触れる発言を心がけたいところだし、そっと誰かに快く思ってもらえる行動をしたいところです。

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