雲雀丘学園ホームページ学園長便り世界へはばたくIT時代を生き抜く親孝行・やってみなはれことばの扉
 

2019年05月24日

キミノ「可変係数」ハ眠ッテイナイカ?

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 理系クラス担任を拝命して以来「生物大好き!」「数Ⅲラブ!」という人たちに少しでも響く言葉はないかと探すようになり、ある日「可変係数」という組み合わせが頭に浮かびました。どうも技術革新の分野における専門用語らしいのですが、私はこれを少々、自分仕様に変えて使っています。
 夢を言葉にしたり将来の見通しを立てたりする時、私たちは時として無意識のうちに自分を決めつけてしまいます。例えば「人前で喋るなんてできない」とか「絵は昔から下手だから」とか「この色は似合わない」とか。でも、本当にそうなのでしょうか?
 人生の方程式の係数は「可変」。y=ax+bでは答えが出ないから、とりあえず係数a=2, b=3とおいて、x=4の時はy=11としてみるけれど、本当は y=ax+bのaもbも変わります、xやyだけじゃなくて 。いや変えられる - when you ‘wake up’ to the WIDE world around you, and to yourself, to your INFINITE possibilities!
 だから、ちょっとだけ無理をしてみよう。ほら、眠っていたあなたの「可変係数」が動き出した!

(中学校・高等学校 高校3年学級担任 英語科 東野 雅子)
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2019年05月17日

「自分のペースで」

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 私が幼い頃の話です。みんなはできるのに私だけできないことがあり、母は父に相談したそうです。
父は「大きくなるとみんなできているから心配しなくていい」と答えたそうです。そしていつの間にか私は皆と同じようにできるようになっていました。
 父は、人と比べる必要はないということを言いたかったのでしょう。周りと比較して一喜一憂するよりも、自分のペースを知り、失敗しながらでも少しずつできるようになるのをおもしろがりましょう。
 62期生の皆さんは今、受験に向けて取り組んでいます。友達とはお互いに良い刺激を受けたり与えたりし合ってください。
必要以上に人と比較するのではなく、自分の目標に向かって一日一日精一杯の力を出し切って、その日を終えてほしいと思います。
その積み重ねが自信となって良い結果につながり、これからの生き方につながると信じています。

(中学校・高等学校 高校3年学級担任 国語科 鎌田 智子)
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2019年05月10日

「だれかの支えに」

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教員になって15年,雲雀丘学園に着任して10年が経ちます。

教員生活はつらいことや苦しいことの連続で,いつも自分の力でやって来たと思っていても,振り返ってみると,多くの人に支えられて今までやってこられたことを思い出し,改めて感謝の気持ちがたえません。

雲雀丘学園を紹介してくださったのは,私の高校時代の恩師でもある神永浩先生でした。
雲雀丘学園に来て右も左もわからない私に,最初に「先生おんなじ中学出身やな」と親切に声を掛けてくださり,バスケットボール部の顧問として審判の笛の吹き方や部活指導のイロハを教えてくださったのは中村暢亨先生です。
おふたり以外にも多くの先輩方や同僚の先生に支えられ,励まされて今の自分があります。

これから受験というつらく苦しい道のりを進む62期のみなさんにとって,私が少しでも支えになりたいと思うとともに,みなさん自身が隣で戦うクラスメイトの支えになってくれるとうれしいと思います。

(中学校・高等学校 高校3年学級担任 地歴・公民科 川口 隆行)
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2019年04月26日

Positive Active Aggressive

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 昨年の僕のクラスの目標は、PAAで、positive、active、aggressiveでした。どれも大まかに訳すと「積極的」という意味ですが、「+志向」「行動志向」「攻撃志向」という意味です。62期生も高校3年生になり、来春には受験の時を迎え、今はそれに向かって突っ走る時期に入っているかと思います。とにかく、後ろを振り返らずに前へ前へと前進する気持ちで頑張って欲しいと思います。
 僕は、塾、予備校知らず、自宅のみで勉強していたので、自分がどれくらいの位置にいるのか(成績、得点力という面で)非常に不安だったと覚えています。英語が得意じゃなかったので、4冊の参考書、問題集(単語、熟語、文法、長文)をひたすら半年読み、直前模試で得点を上げてから、本番に臨みました。大切なのは「振り返らず」に「ひたすら」前に向かって進むことです。みんな頑張ろうね。

(中学校・高等学校 高校3年学級担任 理科 中村 暢亨)
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2019年04月19日

人とつながる力、孤独に耐える力

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もうすぐ元号が変わります。平成から令和へ、皆さんは時代の節目を生きていると言ってよいでしょう。今年の初め、クラスの生徒に一つのことを問いかけました。
「これからの時代を生きていくには、どのような力が必要だと思いますか?」
多かった答えは、行動力、コミュニケーション能力、やり遂げる力などです。私は皆さんに、次の2つの力を身につけてほしいと思います。
1.人と関わり、人とつながる力
2.孤独に耐える力
人とつながり孤独に耐えるなんて矛盾していると思うかもしれませんが、そんなことはありません。人は一人では生きてはいけませんが、それと同時に、一人で生きていかなければなりません。様々な他者と関わることで人は豊かになっていきます。そして豊かになるとともに「自分」という人間がどこまでも孤独であることを深く自覚すると、私は思います。
皆さんが、よりよい時代を作る担い手となることを願ってやみません。

(中学校・高等学校 高校3年学級担任 国語科 岩瀬 亮介)
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2019年04月12日

「本気で今この時に」

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 来春62期生が巣立ちの時を迎えます。一人ひとりが希望する進路を得るために、教員一同、62期生が本気になれる環境づくりに試行錯誤で取り組んでいます。
 本気になり極度に集中力が高まった状態になると、人は普段の10倍も能率が上がると言われています。「いまこの瞬間」に集中しているので、「入試に落ちたらどうしよう」などと不安に襲われることもなくなります。心が落ち着き、心地良い緊張感と充実感に包まれると、やるべきことが明確になり、地道に学習を進められるようになります。努力した事実は一人ひとりの心に記憶され、その後の人生で自信となり、困難を乗り越える勇気となって残り続けます。充実した時間を過ごし、その後の人生を豊かにしてくれる勇気が得られたなら、「幸せ」と言えるのではないでしょうか。
 一人ひとりに、大学受験までの過程を楽しみ、受験後も続く人生を豊かなものにしてほしいと願っています。そして、そのお手伝いができることを嬉しく思います。
(中学校・高等学校 高校3年学級担任 外国語科 西山 道恵)
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2019年04月05日

自分の可能性にチャレンジ

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 今年度の62期生の方針は『自分の可能性にチャレンジ』です。62期生288名一人ひとりが進路実現に向けてチャレンジしていくのはもちろんですが、われわれ教員もみなさんの力を最大限発揮させることができるよう、どのようなサポートができるかを考え、今まで以上にチャレンジしていきます。現在の力をもって「できる、できない」を判断することは非常にもったいないことです。常に自分自身の可能性を信じ、強い意志、勇気をもち、チャレンジできることの素晴らしさを共有していきましょう。
 しかし、この1年は、決して平坦な道のりではなく、不安や焦りで心が折れそうなときもあるでしょう。不安があることは当然。それに振り回されることが問題でどう振る舞うかが大切。何が必要かを考え、様々な可能性を探り、試行錯誤し、柔軟に新たな方法を見つけ、不安や焦りをエネルギーに変えることができる人になってほしい。62期生のみなさんなら必ずできると確信しています。
(中学校・高等学校 高校3年学年主任 数学科 高橋 正樹)
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2019年03月01日

一・九の十、二・八の十の話

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いちくのじゅう、にはちのじゅうと読みます。
私の剣道の先生が指導されるときの心得としてよくおっしゃっていました。
剣道指導において指導される側は子供から大人まで様々なレベルの方がいらっしゃいます。
初心者から高段者まで技量は全く違いますがどのような心持で指導に臨むかということを説いた話でした。師は武道を志す者が集う、京都の武道専門学校で学ばれ、剣道指導者としての道を歩まれました。おそらく、その時に指導者の心得として学ばれたことだと思われます。
20190301-1.jpg師は子どもを指導するのはある程度技量を持った有段者を指導するよりはるかに疲れる、とよくおっしゃっていました。
「稽古においては持っているものすべてを出しきらねばならない、指導者は指導を受けるものがすべてを出せるように導かねばならない、そのためには相手が一の力しかないのであればこちらが九の力を出し、子弟合作で十の稽古にするのが指導者である。二の場合は八の力を指導者は出さねばならない、だから指導者が大きな力を出さねばならない子どもの指導は大変疲れるのだ、相手の技量が低いからといって指導者がいい加減に扱い済ませる稽古はいけない稽古だよ。」と言っておられました。
この話は初心のものほど丁寧に力を注いで指導せよ、技量が低いからと言っていい加減な指導はするな、初心の者であってもその良さを引き出すことを絶えず考え、力を抜いたり、いい加減な指導をしてはいけない、むしろ上手を指導するよりも手厚い指導をせよ、という教えでしょう。
子どもたちに接するものとして、心しておかねばならない教えとして大事にしています。

(小学校副校長 成地 勉)
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2019年02月22日

「できた喜び」

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 先日近くの文房具屋の片隅に、今は見かけることが少なくなったこよりを見つけました。小さい頃に七夕の時期になるときまって家で、こよりを作ってもらってくるようにと言われたのを思い出しました。
 当時4〜5歳の私には難しい作業だったのですが、自分で作ると言ってきかない私に、手先の器用な祖父が根気よく教えてくれたのを思い出します。祖父はあっという間にピンとした売り場で並んでいるような立派なこよりを仕上げるのですが、当然私はうまくいきません。祖父は自分で作った方が綺麗で早く仕上がるのに本当に根気よく教えてくれました。
 その甲斐あってどうにかこよりらしきものが出来上がった時、私は嬉しくてそのこよりを家族全員に見せて回りました。きっとその時、自分で作ったという満足感でいっぱいだったのだろうと思います。
 今教職に就き、日々子どもたちと接する中で、一人ひとりに優しく寄り添い、根気よく指導することを大切に、どの子にもやり遂げた満足感を味わってほしいと願っています。そのために、今後も一人でも多くの子が努力した後の成功体験を味わえるような環境づくりに努めていきたいと思います。
 私が幼い頃、祖父とこより作りをした経験を思い出し、その思いを新たにしました。

(小学校 池川直彦)

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2019年02月15日

「教学半」

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 「教学半」は「教員は自分が児童に教えることと、児童を指導することで学ぶことは半々。だから、児童は自分の先生だと思いなさい。」という意味で、私が教員になった1年目に先輩の教員に教えてもらった言葉です。だから、「先生、先生とちやほやされても勘違いするなよ。」と言葉を続けられました。その時、この言葉を書いてもらった紙は今でも大事にしまっています。
 20年以上の教員生活の中で、児童に教えてもらったことは一言では語れないほどたくさんあります。正直、今でも自分が児童に教えてもらった事ほど、児童に返せている自信はありませんが、長い間教員を続けてこられたのは児童の教えとこの言葉のおかげだと思っています。これからも「勘違い」することなく、少しでも児童に返せるように頑張りたいと思います。

(小学校 松本剛志)

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