6月3日、今年度も「ひばりの里」での田植えの季節がやってきました。

昨年ようやく、精米して活動メンバーに配るところまでできましたが、本年は更なる収穫量UPを目指して取り組んでいきたいと思います。

今回もSDGsゼミのメンバーと共同で作業を行いました。

まずはしっかり田んぼの中をかき回します。具体的には素足に田んぼの土をなじませながら歩き回ります。

昨年までに比べると、ずいぶん田んぼの土らしくなりました。

昨日の大雨でどうなるかと思っていましたが、用務員の方々の排水の努力のかいもあり、「田んぼらしい田んぼ」が保たれていました。

苗は一列に並んで、15～18センチ間隔。両側から目印のPPロープを張り、一斉に植えていきます。

カンカン照り、というわけでもなく適度に風もふく田植え日和でした。

秋にはどんな収穫祭となるでしょうか。楽しみにしていてください。

田植え終了後は、いきもの捕獲タイムです。

自分の好きな生き物を思い思いに追っかけ回す部員達。

今回はヌマガエルが多かったようです。

サイズも大小様々でした。捕食者であるカエルたちがこれだけ沢山いるということは、それを支えている生態系が豊かである証拠。

このカエルたちも幼生時代はヤゴの餌になったり、成体になっても多くの鳥の餌になったり。食物連鎖を構成する重要な種類です。

広い目線で生き物やその暮らしている生態系を考えられる生徒達になって欲しいと思っています。